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好みの装飾品はシルバーリング。呪いの媒介もそれを使っているが、一度使うと壊れてしまう為、その都度造り直している。
ミラム・バルドゥ
インド人美女の屍で「インドの死戦女神(カーリー)」と呼ばれている。崇拝する女神に速やかに生贄を捧げる為に生まれた超人的な暗殺者たちの頂点に立つ存在。
「夢」「悪夢」を媒介とする呪い憑き。常に目を閉じており、「肌」の感覚で周りの状況を把握しているらしい。普段は目を閉じているが、その目が見開かれたとき、目を見たものは深い幻覚の中に取り込まれ、五感をすべて失ってしまう。また、常に何かしらの言葉をぶつぶつと口にしているが、その内容は定かでない。本来の姿は10本の腕にそれぞれ肉斬り包丁を持っている。
呪いの粉で作り上げた自分の姿を模した暗殺者たちのミイラの未練を操り、さらにそのミイラから幻覚作用の粉を拡散させる。つまり闇雲に攻撃を仕掛けても粉が飛び散るだけで倒すことはできず、その粉を吸い込むことでさらに深い「悪夢」に陥り、最終的には身体を内側から破壊される。彼女を撃破するには自分が「悪夢」で自滅する前に、数多くのダミーたちの中から本物を見つけ出すして倒すしかない。
光言宗本家に単身で乗り込みマキナやイツキを圧倒、応援に駆け付けた神佳とも互角の勝負を繰り広げた。しかしオーリに本物の自分を見破られ、神佳の呪いで一刀両断されて敗れた。
[編集] 七星外国為替証拠金取引
北斗(ほくと)
年齢:生誕80年前後
好きなもの:人、祭り、りんご
嫌いなもの:孤独
特技:動かないこと(1週間以上同じ姿勢のままでいられる)
「七星」の枢要にして頂点に立つ存在。左目から頬にかけて北斗七星の徴を宿している。見かけこそただの少女だが、虚空を見つめるその眼は全ての本質を見極めている。教主三人がかりで押さえ込んだその力はいうまでもないが、その行動原理は屍の本質とであるとされ、多くの屍を魅きつけた。それは「七星」という群れ自体が北斗の飾りに過ぎないとまで狭間に言わしめるほど。性質上、全く制御を効かず、思考も読めない。
狭間(ハザマ)
年齢:生誕400年前後
好きなもの:人間の殺意、悪意
嫌いなもの:聖者(自称含む) 外国為替
特技:読心術(心理学)
「七星」第一星頭目。口周りに髭を生やした和服の男。顎から首にかけて北斗七星の徴を宿している。多数の蟲の屍を操るが、実は蟲の群れそのものが本体とのこと。自身の肉体を蟲に変えて攻撃する他、蟲の群体そのものが武器となる。屍としては珍しく激情に走ることはないが、滅びすら楽しみと見込んで敵を見逃すなど歪んだ快楽主義者である。七星のまとめ役らしく、七星の指針を定めたのは彼らしい。また、王復活の儀式では北斗に代わり、五人の教主の一人を務めた。
雷輪(イズワ)
「七星」の一人。顎に無精髭を生やし、パーカーを着た男。舌に北斗七星の徴を宿している。棺を利用して、自らの呪いを増幅させ「ひそひそ様」という幸運を与える都市伝説になりすまし、携帯電話をかけてきた相手を殺していた。性格は屍の大概の枠に入り、行動原理はチンピラ同然。
呪いをかけた電話から自分の分体を作り出す事ができる。マキナをも圧倒する程の戦闘力を誇るが、その高い能力故に油断して「棺」を失い、動きを止められたところをマキナに殺された。赤紗曰く、その能力は大群内では上の下に位置するとの事。
かなり早い時期に死んでいるため、7巻の巻末おまけ漫画では他の「七星」たちに存在が無かったことにされつつある。
重無(エナ) 日経225
「七星」の一人。腹部に北斗七星の徴を宿している。巨大な鈴を持ち、眼鏡をかけた美少年の屍だが、なぜか「天才美少女口寄せ師」と自称している。性格は極めて嗜虐的で問題はあるが、口寄せ師としての能力は高く、生者の怨霊(生魎魅(いきすだま))を作る技術を応用して多数のヒトガタを作り出す。手にする鈴は死霊の手によって高速回転し、敵の身体を抉る武器にも、敵からの攻撃をはじく盾にもなる。
前述した通り彼の『呪い』は生魎魅を操ることであるが、戦闘においてはより平易な、前段階の呪いである死霊の操作を多用する。現世の理に縛られない屍やヒトガタは彼の意のままとなり、屍姫に対しても、一度に10秒と言う極めて短い時間ではあるが、身体を何度でも自由に操ることができる。よって、対象が現世よりかけ離れるほど、その効力はより強化される。
元は芸術家である師の助手を務める庵(イオリ)という名の少年だったが、死のあがきから生まれる生の輝き、強いてはそれすらも凌駕する死という妄執に憑かれた師によって絞殺されてしまう。その後、師は庵の死体を山奥へ運び、彼を使って作品を仕上げようとした。師は力尽き、少年は屍として復活する。その師の名前こそがエナである。復活した重無は師の妄執を引き継ぐかのように各地で少年少女を誘拐、殺害し作品を作り続けるが、後に北斗に妄執を向けるその有様を狭間に見出され、七星の一員となった。
「重無」は既に未練そのものと化しているため、全身を破壊しなければ死なない。「重無」の性格を表し呪いも強化する。マキナとの死闘の末、「重無」という未練は消滅し、残った「庵」の身体は挟間が回収した。ホタテが好物。
忌逆(イサカ) FX
「七星」の一人。髪をオールバックにした、顎の割れている初老で長身の男。左手に北斗七星の徴を宿している。彼のつくり出す「陣地」は自らの悪夢を具現化したもので、一度その陣地に入れば彼の許可がなければ入ることも出ることもできない。その効果範囲は屍全体から見ても破格のものである。
歪質(ヒズチ)
「七星」の一人。髪の一部を編んで房にした青年の姿をした屍。凶悪な性格だが喧嘩っ早く、頭屋からは「少年チンチン君」などとよくからかわれている。
頭屋(トーヤ)
「七星」の一人。身体は人間だが首から上が五つの風船からなっており、そのうちの一つに落書きのような六つの目と歯をむき出した口(北斗七星の徴)が描かれている。口元は動くらしい。
[編集] 屍
穢人(エジン)
「大群」の群れの一つ。カラスの集合霊。その体は数千の黒い羽によって形成されており、物量を生かした足止めを行っていた。最終的には神佳に敗れるが、彼女を二日間も足止めした事に満足して消滅する。
死面(しめん)
計都の部下。赤紗と共に大麟館を襲撃して、景世を死に追い込む。武器は長柄の鎌。正確には屍ではなく肉を持つ怨霊ということだが、性格は屍の大概の域に入る。内包する肉に憑依する能力を持ち、この能力で他人を操ったり、他の屍の肉を取り込んで自身を強化する。
景世の死に怒るマキナに肉体のほとんどを破壊され、残った一部は赤紗の新たな「棺」を作る材料にされた。
グレゴリオ・ヴラウブニル
ディフロトに仕える青年の屍。言葉遣いは悪く、主君であるディフロトにも遠慮しないが、それは彼をより良い方向へ導く為に厳しく接しているのであり、ディフロトには絶対の忠誠心を持っている。 季四辺鞆春(きしべ ともはる)
年齢:亨年18歳
嵩征の親友。女性にモテるタイプ。嵩征の良き相談相手であり、誰よりも嵩征のことを理解していた。交通事故で死亡し、未練のあまり屍と化して、自分を事故死に追いやった人間を次々と殺害した。嵩征、イツキと対峙し、友だった自分を殺すのかと嵩征を葛藤に陥れる。最期は梅原によって再び殺された。嵩征に対してイツキを「人間」と見なすか「屍」と見なすかを決意するきっかけを作った人物でもある。
[編集] 呪術者
鹿堂赤紗(ししどう あかしゃ)
元・光言宗権少僧正筆頭の僧侶。修行時代に一時期、景世らと同室であり、彼に敬愛に似た何かを抱いていたようだ。五年前のある事件により光言宗と屍姫を憎むようになり、光言宗を背信。強い決意のもと光言宗を潰すために屍を造り、大量発生させている。誰であれ慇懃に接し、冷静で頭も切れるが、人の身であるので「大群」の中では浮きがちである。現在は王に献策する他、各方面への伝達などを行っている。
光言宗を抜ける際に本山から経典を奪い、自らの屍姫を殺している。